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香川漆器 宗家後藤盆 9.後藤塗銘々皿浅口4寸

[漆について]
漆の木は日本をはじめ、東アジアや東南アジア地域に自生しています。幹に傷をつけ、流れ出てくる白っぽい樹液を集めて精製したものが漆です。漆は樹齢10年以上の漆の木からとり、1本の木から1年間で200g程度しかとれず、大変貴重です。漆を塗って磨くとみずみずしい美しさが現れてきます。

日本では古くから漆が使われていましたが、特に明治時代に入りヨーロッパで日本の漆器の人気が高まると、政府は殖産興業として漆器の輸出に力を入れ、「japan」が「漆・漆器」の意味をもつほどになりました。

[香川漆器について]
香川の漆芸は200年近くの歴史があり、独自の技法で箸や椀などの生活漆器から高級家具、美術工芸品に至るまで様々な漆器が作られています。漆芸に適した土地柄でないにもかかわらず、香川県が漆工芸の産地になったのは、江戸時代後期、高松藩の玉楮象谷の功績によるものです。

象谷の始めた蒟醤、存清、彫漆の三技法に加え、高松藩士であった後藤太平の始めた後藤塗、真菰の粉をまいて仕上げる象谷塗を合わせた五技法が、1976年(昭和51年)に国の伝統的工芸品の指定を受けました。

[後藤塗について]
香川では生活の中で馴染み深い後藤塗。
江戸時代末期に高松藩士後藤田兵が発案した特異な塗りで、その偉業をたたえて「後藤塗」と呼ばれるようになりました。
味わい深い朱色の中に指でつけられた模様が浮かび上がり、歳月を経るにつれて透明度が増しより鮮やかな朱に変化していくのが特徴です。

[宗家後藤盆について]
後藤塗を考案した後藤太平の一族で、創業は明治16年ごろ。現在の5代目はまだ若い女性です。太平さんが残した「品よく、角なく、おもしろく」の言葉を胸に、まずは一人でも多くの方に漆器を使ってもらうため、現代の生活に合わせた後藤塗の漆器づくりを続けています。

こちらは後藤塗の宗家後藤盆の銘々皿です。
一人ずつお料理やお菓子などを盛るときに使う漆塗りの小皿です。

<サイズ>直径約12cm 高さ約2cm
<つくり手>宗家後藤盆

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