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◎サヌキノ工芸展

サン・クラッケの2階では、毎月いくつかの工芸品にスポットをあてた工芸展を開催します。
工芸品がどのように作られているかを掘り下げて見ていただける展示としていきますので、ご期待ください。

□2月 香川漆器

2月 香川漆器

[漆について]

漆の木は日本をはじめ、東アジアや東南アジア地域に自生しています。幹に傷をつけ、流れ出てくる白っぽい樹液を集めて精製したものが漆です。漆は樹齢10年以上の漆の木からとり、1本の木から1年間で200g程度しかとれず、大変貴重です。漆を塗って磨くとみずみずしい美しさが現れてきます。

日本では古くから漆が使われていましたが、特に明治時代に入りヨーロッパで日本の漆器の人気が高まると、政府は殖産興業として漆器の輸出に力を入れ、「japan」が「漆・漆器」の意味をもつほどになりました。

[香川漆器について]

香川の漆芸は200年近くの歴史があり、独自の技法で箸や椀などの生活漆器から高級家具、美術工芸品に至るまで様々な漆器が作られています。漆芸に適した土地柄でないにもかかわらず、香川県が漆工芸の産地になったのは、江戸時代後期、高松藩の玉楮象谷の功績によるものです。

象谷の始めた蒟醤、存清、彫漆の三技法に加え、高松藩士であった後藤太平の始めた後藤塗、真菰の粉をまいて仕上げる象谷塗を合わせた五技法が、1976年(昭和51年)に国の伝統的工芸品の指定を受けました。

[*蒟醤(きんま)]

タイ国の植物の実の名称だといわれ、何回も塗り重ねた上にケンで文様を線彫りしてそのくぼみに色漆を象嵌する技法です。

[*存清(ぞんせい)]

黒地・赤地・黄地などの漆面に色漆で絵を描き、その輪郭部や漆絵の主要部分をケンで線彫りし、細部は毛彫りして仕上げる技法です。

[*彫漆(ちょうしつ)]

漆を何回も塗り重ねてその表面をケンで彫り、美しい模様を作り出すのが彫漆です。特に香川の彫漆は色漆を塗り重ねて彫るところにあり、芸術性豊かな絵模様が描き出されます。

[*後藤塗(ごとうぬり)]

創始者・後藤太平翁にちなみ「後藤塗」として広く知られております。朱を基調にした飽きのこない文様は、使えば使うほど漆のもつ独特の渋さと深い味わいが増します。

[*象谷塗(ぞうこくぬり)]

木地に漆の塗りを繰り返し、最後に池や川辺に自生する真菰(まこも)の粉をまいて仕上げます。民芸的味わいが深く、使い込むほどに“つや”が出て渋みを増す特徴があります。

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